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ロータス・エリーゼ R

稼働中のデモカーです。
ライトウェイトスポーツカーの一つの究極の形として、以前からとても興味深かった LOTUS ELISE を開発車両としました。

2006 LOTUS ELISE R SportPack

YAMAHA 2ZZ-GE VVTL-i エンジン搭載
TOYOTA C60 6MTミッション搭載





エンジンは、2度の破損を経て、精密組立仕様としました。
基本構成はノーマルですが、静的バランス調整と、精密な組立により、気持ちよく楽しく乗れるエンジンとしております。




吸気系は研究中で、通常走行時はノーマルです。
排気系は、ノーマルエキゾーストマニホールドを加工し、高効率化。中速ピックアップがかなり向上しています。
マフラーは、音質優先の「気持ちよく踏みたくなる」ことを目指し、高回転時のパワー感と中速ピックアップをバランスさせ、コーナー脱出時のレスポンスとフィーリングを重視して製作しました。スーパーカーライクな見た目の、左右2本出し、トグロを巻いた配管となっております。

4000rpm前後の空ぶかし音


筑波2000走行時の室内音




フロントへ長い配管のなされる、ノーマルのオイルクーラーを撤去し、リヤのスペースにオイルクーラーを設置。オイルラインを短くし、油圧損失を減らし、メンテナンス性を向上。さらに軽量化にも寄与しています。冷却風の処理によりオイル冷却効率が変わるので、より冷却効果を高めるための研究中です。

CUSCO製機械式LSD(MZ-RSタイプ)を1.5way式にて装着。コーナー脱出時のトラクション確保と、旋回全体での姿勢安定化を図っています。

NITRON製軽量ダンパーに、コースや条件によってスプリングをいろいろ組み合わせながらデータ採取・セッティングを行っております。現在、筑波サーキット2000をラジアルタイヤで走行することをメインとし、フロント9キロ リヤ11キロ を主に使用しております。

ホイールアライメントは、「力を車体にため込む」イメージにてセッティング。据わりの良い乗り味です。前後トーはIN 前後キャンバーはネガティブで2度半を基準にセッティングしています。